とりあえずテントで寝てるけど、やっぱ寒いので、取り急ぎ寝る場所づくりにかかります。
テントの延長くらいの感覚なのでサイズは「方丈」にすることに。1丈=10尺=約3.03mなので、方丈はおおよそ3m四方のことです。きっと方丈記の鴨長明の気分も味わえるに違いない!という期待も込めて、川沿いに作ることに決めました。
主な材料は、腐ったら取り替えて燃やせばよい、というスタンスで、燃やしても無害で、かつコスパのよい「節だらけの杉」を採用。たぶん間伐材のB材と思われる。(もっか勉強中の林業ネタによると、丸太のグレードはざっくりとA~Cに分かれていて、Aが構造材や見せ材、Bはそれ以外に材木の状態で使われるもの、Cはチップなどになって燃やされる材料など、という感じ)防腐処理している木材は土が汚れそうなので却下。その代わり、軒をしっかり出して、なるべくガードする予定です。
では、作っていきまーす。基本的に作りながら決めるので、図面は描いておりません。まずホームセンターで適当に材料を買ってきて、場所決めのため、仮置きしてみました。
親方が何やらラフ図面を書いています。いや、図面というか、本人にしかわからないメモでした。状況に応じて「センチ」と「尺寸」を使い分けるので、メモの解読に時間がかかる。とりあえず、川側は45センチほどベランダになるみたいです。
安い材料で作ってるし、山は湿気で多くて釘が錆びやすいのでなるべく金物を使わずに済ませたいし、寒いからなるべく早く完成させたいし、ということで、仕口(木と木の継ぎ目)は「渡りあご」を採用して、じゃんじゃん加工していきます。
はい、束を立てて置きます。
レベルをみてるうちに日が暮れてきたので、今日の作業はここまでー、となりました。