春が来るーーー焦る焦る。って、最近の口癖になってます。そんな焦りごとのひとつ、杉の皮むきをはじめました。
杉皮のところに樹脂があって、春に虫たちが動き出すとこの樹脂を目指して集まってくるので、木を製材して使うなら、そろそろ皮を向いておいた方がよいらしい。ちょっとわかりにくいけど、皮と白い部分の間から樹脂が滲み出てます↓
山に行くたびに通路に転がっている丸太たちを見て「そろそろむかなきゃ、そろそろむかなきゃ」と思っててようやく手をつけ始めました。
まずはカマでむいてみます。ちょっとしならせるとまぁまぁ剥けます。山を買った日に買った鎌はすでにぼろぼろ。
今度はナタで。むき心地はどっちもどっちかな。
表皮をむいたら赤っぽい部分が出てきて、そこに樹脂のたまりがあります。すごいネバネバ。後の祭りだったけど、ズボンについたのは洗濯しても、ほとんどとれなかった。。。
この樹脂、機能が高そうだし塗装とか何かに使えないかな、と気になってくるが、ひとまずどんどんむいていきます。白〜肌色になったらOKかな。初心者なので、あんまりわかってませんが、多分大丈夫そう。勢いよくむいてるとぴゅっぴゅと水しぶきが飛んできます。杉がまだ生きてる。
むいているとだんだん無心になってきて、気づくと汗だく。ようやく一本むけました!気分爽快。気分は江戸時代の職人です。笑
しかし、さすがに時間がかかりすぎたので、木の皮をむき専用の巨大な皮むき器を購入しました!刃はナタみたいな感じ。
おぉ!するするするー、っとむけて気持ちいい。
まだまだ丸太が残っているので、半分ぐらいはむいて乾燥、残りはむかずに割って薪にしようと思ってます!山に行ったら準備運動がてら皮むき1時間、薪割り1時間をルーティーンにして、終わらせたいと思います。一日中やるのはきつい・・・
春までに終わるかな。焦る。笑