山に来たらまずすることは・・・「火おこし」!

冬は寒いからつけていたけど、夏は夏で虫除けや料理の為に山に着いたらとりあえず火をつけます。晴れでも雨でもとりあえず。しばらくはバーナーやライターを使っていたけど割と消費量が多いのでゴミが増えるのも気になり、マグネシウム棒の火おこしキットを購入してみました。

マグネシウム棒とそれを削る黒いプレート(鉄かな?)と火吹棒がセットになったもの。火吹き棒は延ばすと50センチくらいです。

さっそく火おこしに挑戦。まずはこれまた最近仕入れたナイフで枝にささくれを作ります。

マグネシウム棒を黒いプレートで削ってマグネシウムの粉を落としていきます。これに火花が当たって着火するので、その火がすぐに燃え広がる様に枝や新聞を広げておいて、その上でカチカチを開始。

しばらくやってみるもなかなか燃え広がらないので、ちょっと場所を移して地面の上で新聞だけでやっていると、ようやく火がつきました!

カチカチやってる人の隣でもう一人が火吹き棒を持ってスタンバッてたんですが、すぐに吹いてもダメだし吹かなくても広がらないし、火おこしの塩梅にはしばらく苦戦しました。

そのまま適当に薪を投入して火吹き棒でどんどん薪に火を移して火を落ち着かせます。鉄筋で組んだ三脚にリサイクルショップでゲットしたダッチオーブンをかければ夏仕様の台所が完成!(冬は小屋の中のストーブばっかり使ってました)

スーパーで買ったピザでも美味しさ倍増です。

マグネシウム棒も何回かやっている慣れてきてひょいひょいとつけられるようになってきました。地面に新聞を広げてその上にティッシュを一枚置いて着火したら、杉の枯れ枝かダンボールに火をつけたものを3つくらい薪の山に差し込むというのが、定番の流れ。

1000円もしないし、軽いし、ライターみたいに揮発もしないし、ゴミも出ないし、いいことずくし。サバイバルスキルがアップすることで生まれる安心感も結構大きなメリットに感じる。そんなわけで災害用に車や家に1セットずつ入れておこうかな、と思ってます。