こんばんは。ちょこっと仕事が続いて山に行けてないので、最近は気になっている「剪定」の勉強がてら、出先で公園やら神社の木をよく眺めています。

こちらは東京の中野にある哲学堂公園。100年以上の歴史がある場所なので、大きな広葉樹や立派な松の木などいっぱい。

色々植えられているけれど、さすがによく手入れされているので、参考になります。落ち葉も落ちてないほどのお手入れは真似できないけど、気持ちのいい場所です。下はカイノキ。葉のつき方がきれい。うちも植えてみたくなりました。

こっちは世田谷の奥澤神社にあったイチョウです。枝が混み合ってて、最近手入れされていないのか、こういう剪定スタイルなのかが素人にはよくわからなかったけど、とっても立派な木でうらやましい限りでした。

いろいろと見ていると、手入れしているのが自然ってわけでもないし、山の場合はどれくらい手を入れたものか悩みます。ほっとければベストだけど、もともと自生していない杉を無理に植えて手入れがおろそかなところに、雑多な広葉樹が所狭しと植わって、そこに酸性雨がざあざあ降るので、ほっとくってわけにもいかない。(というのが、今の日本の山の現状なのだということが徐々にわかってきた。ほっとくと地力が弱る→土砂災害&水質悪化という構図)

人の手で徐々に自然な山に戻す必要があるのかな、と思っているわけですが、なかなか難しいです。「自然の山」ってなんだろう・・・というのがわからない。悩んでてもすすまないので、とりあえず紅葉が散ったら剪定をはじめてみようと思ってます。